INTERVIEW04｜2025年度新卒採用 | ソニーPCL株式会社

INTERVIEW4

AIの力で業務を効率化し、
エンタテインメントを革新していきたい

中村栞（ナカムラシオリ）

技術部門アドバンスドテクノロジー部システム開発課

ITやAIの経験を生かしながら
クリエイティブな仕事にチャレンジできる

大学では情報画像学科で情報工学と色彩工学を学び、大学院でAIを学んできた私は、それらを軸としながらクリエイティブやエンタテインメントにもチャレンジしたいと考えていました。ソニーグループの会社説明会でソニーPCLについて説明を受けたのですが、自分にとって、最先端のテクノロジーを活用したエンタテインメントコンテンツづくりを行っているこの会社は願ってもない就職先だったのです。

エンタテインメントコンテンツと
テクノロジーの架け橋になる

私の所属するシステム開発課では、システム開発やソフト開発をメインの仕事としています。具体的にはソニーPCLが手掛けるコンテンツ制作において、映像を自動で高画質化してデリバリーするサービスや、高画質映像を取り扱うための特種なサーバーの開発などです。
現在、映像の高画質化やノイズの検知などをAIで行っていますが、私は音声認識AIによる字幕制作を担当しています。AIによる字幕制作に取り組んだことで得た知見を活かし、人手で行われていた字幕チェックを自動化したことで、社内の方々から「業務が効率化できてすごく助かっている」という声をいただくことができました。
システム開発課は、イベントやコンテンツ制作などを行う人たちに技術をつなぐのが仕事です。それにより業務をサポートできたときや、新しいクリエイティブ表現が実現されたりするとき、大きな醍醐味を感じます。

入社1年目から活躍でき、
将来の可能性も広がっている

入社してみて驚いたのは、1年目からひとりひとりに裁量があり、何に対しても提案ができるということです。課題に対して何をするのか上司から指示されるのではなく「中村さんはどう思う？」と聞かれます。そして自分の意見や提案に対して真剣に耳を傾けてくれるのです。音声をAIに処理させる前にソニーが開発したエフェクトをかけて精度を高める提案や、字幕のテキストデータにAIで句読点を加える提案をしたときもすぐに採用され、実際の業務に役立てられています。
音声認識をさらに発展させ、例えば会話の内容だけでなく誰が話しているかまでわかるようになれば、コンテンツ制作に新たな可能性をもたらします。AIにもいろいろな分野があり、それぞれにおいて専門性が高い技術者がいますが、近い将来「音声のことなら中村さん」と言われるようになりたいです。

技術開発だけではなく、
ビジネス化するまでを経験できる

現在、AIは社内で主に業務効率化に活用されていますが、これからはクリエイティブ面への活用も増えていきます。そうなると、ますますITやAIを学んできた人材の活躍の場が広がっていくでしょう。
また、ソニーグループのR&Dセンターとやりとりしたり、ソニーグループの技術交換会で新しい技術を吸収したりできることが、ソニーPCLのアドバンテージになっています。ここは技術者にとって、本当に刺激的な環境です。そして、ソニーの中でソニーPCLは、コンテンツにいちばん近い会社の一つ。技術を開発する面白さだけではなく、それをビジネスにしていくまでの面白さを経験できます。

様々な技術や知識を
先輩社員から学べる

ソニーPCLはコンテンツ制作やイベントをはじめ、幅広い事業があり、とてもひと言では表せません。新しいことに挑戦する会社なので、いろいろなことに触れて、経験することができます。
仕事に関連する私の関心事は、AIとカラーマネジメントですが、その両方にものすごく詳しい方が社内にいらっしゃいます。技術レベルが高く、色に対する知識も誰にも負けないほど。そのような先輩社員から、仕事をしながら学べるのは、とても恵まれています。

就活は、自分と向き合い
人生を切り拓くチャンス

私は就活にかなり力を入れていた方で、いろいろな会社に熱心に質問をしていました。そうすることで、ソニーPCLがどのようにテクノロジーを開発して活用している会社なのかをよく知ることができましたし、やりとりの中で社風まで感じ取ることができました。就活は、自分と向き合い、人生をどうするか考えるチャンスです。せっかくなのでとことん頑張ってほしいですね。積極的に動くことで視野が広がり、理想の就職先にも出会いやすくなるはずです。

ある1日のスケジュール

現在はオフピーク通勤が推奨されているので、出社は10時30分にしています。午前中はメールチェックや事務処理、午後は開発業務や会議を行うことが多いですね。お昼休みの時間は決まっていないので、自分の好きなタイミングでランチへ。定時の19時15分を目処に、きりのいいところで業務終了です。