中国電力・三隅発電所「ふれあいホール」

DESCRIPTION

日本最大級の規模を誇る火力発電所である三隅発電所のスペックや技術を展示する施設としてオープンした、中国電力・三隅発電所「ふれあいホール」。
今回、その20年ぶりのリニューアルをソニーPCLが担当し、クリエイティブディレクションおよび体験コンテンツの企画・実装を行った。

三隅発電所が位置する島根県浜田市三隅町は自然豊かな環境にあることから、内装全体をやわらかい木のトーンで設計。モニターやゲームコンテンツの什器は、三隅町の観光スポットでもある室屋の棚田に広がる「稲架」の風景から形状をデザインした。また、各展示ではユネスコ無形文化遺産にも登録をされている島根のローカルクラフトである「石州和紙」を使用し、立体文字の制作や、石州和紙に対して直接印刷するなど、三隅町の施設ならではのマテリアルを採用。地域に根差し、地域のために日々企業活動する中国電力や三隅発電所の姿勢を体現するコミュニケーションデザインを開発した。

CREDIT

クライアント:  中国電力株式会社、株式会社博報堂プロダクツ
企画・制作・プロデュース:ソニーPCL株式会社
設計企画:SAKUMAESHIMA
グラフィック:アフォーダンス株式会社
企画・制作協力: 株式会社ホーダウン
施工:株式会社イトーキ