神戸須磨シーワールド
「オルカラボ」、「オルカホール」

DESCRIPTION

「すべてのいのちは、こんなに大きい。」

 西日本で唯一のシャチの展示を行う“学ぶ×遊べる水族館”神戸須磨シーワールドが2024年6月1日に開業を迎えた。世界初のシャチ=オルカの生態を学ぶことができる教育ゾーン「オルカラボ」、「オルカホール」を展開している。

ソニーPCLは、その「オルカラボ」と「オルカホール」の企画、基本設計、映像システム、そしてコンテンツを手掛けている。
「オルカラボ」は、シャチの生物学情報と最新調査データを伝える場であり、スクリーンに館内水槽と同じアクリル素材を用いることで、映像をあたかもリアル水中窓のように見せられる工夫を施している。また裸眼3Dを実現するソニーの空間再現ディスプレイ(ELF-SR2)を導入し、地球上に広く分布するシャチの生息域を直観的に知れる体験コンテンツも制作している。
「オルカホール」は、30度に傾斜した横幅6mの大型アクリルスクリーンが特徴で、浴びるようにコンテツを鑑賞する世界の水族館トレンドを意識したユーティリティスペースとなっており、学会などの会議も開ける機能も備えている。 

CREDIT

クライアント:グランビスタホテル&リゾート

企画・制作 ソニーPCL
企画・クリエイティブディレクター:入尾元規(ソニーPCL)
システム設計・構築:菅沼良彰(ソニーPCL)、衛藤達徳(ソニーPCL)
空間設計:中尾憲明(ソニーPCL)
制作:垣端崇志(ソニーPCL)、安藤海(ソニーPCL)