NEWS

NEWS

ソニーPCL、『HOKUSAI:ANOTHER STORY in TOKYO』製作委員会に参画決定:「カラダで感じる」先端技術で葛飾北斎が見た江戸の世界を再構築

原作品画像©Ars Techne.corp 原作品所蔵元:山梨県立博物館

ソニーピーシーエル株式会社(本社:東京都港区港南、代表取締役 執行役員社長 中村英明、以下、ソニーPCL)は、2025年1月中旬~5月中旬(予定)の期間、東急プラザ渋谷にて開催される『HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO』製作委員会に参画します。

▼『HOKUSAI:ANOTHER STORY in TOKYO』公式ホームページ
https://hokusai.anotherstory.world

■五感を揺さぶる先端技術が生み出す、全身で感じる新次元の没入体験

『HOKUSAI: ANOTHER STORY in TOKYO』は、葛飾北斎が生きた江戸の浮世にタイムスリップしたような新感覚が味わえる「映像×サウンド×触覚」の次世代型イマーシブ体験です。誰もが一度は見たことがある北斎の作品を、超高精細イメージデータを使用し、ソニー製LEDディスプレイのCrystal LEDで臨場感のある高精細な映像をリアルに再現。さらに、床が水たまりや砂浜に変わったかのように感じさせるソニーの触覚提示技術(ハプティクス)などの演出により、葛飾北斎が見た景色や歩いた感覚を、圧倒的な没入感で体感いただけます。

©Ginza Sony Park Project

©Ginza Sony Park Project

■開催概要

展覧会名:HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO
会場:東急プラザ渋谷3階
住所:東京都渋谷区道玄坂1丁目2-3
会期:2025年1月中旬~2025年5月中旬(予定)
主催:HOKUSAI : ANOTHER STORY 製作委員会
   株式会社ギークピクチュアズ、東急不動産株式会社、株式会社RED、
   ソニーPCL株式会社、株式会社朝日新聞社      
原作品所蔵元:山梨県立博物館
協力・画像提供:株式会社アルステクネ
監修:久保田巖
公式HP:https://hokusai.anotherstory.world/  
X:https://x.com/anotherstory_w

■本展で活用される先端技術

●原画の和紙の繊維1本1本まで忠実に再現「特許技術DTIP」
新千円札の参考元絵として選定された山梨県立博物館所蔵作を、アルステクネ社の特許技術DTIP(三次元質感画像処理)技術によりデジタル化した超高精細イメージデータを使用。これまでにない和紙の繊維の1本1本まで目で触るようなリアリティを体感いただけます。

●高画質化技術を結集 Crystal LED
ソニーのCrystal LEDは、大画面でありながらリアリティを追求した高画質と、自由度の高い優れた設置性を兼ね備えたスケーラブルなディスプレイシステムです。高精細かつ豊かな映像表現が織りなす圧倒的な臨場感と没入感が、ビジュアルコミュニケーションにおける新しい体験価値を生み出します。

※本画像はCrystal LEDの宣材写真より引用したものです。実際の展示内容ではありません。

●インタラクティブなハプティクス体験
ハプティクスと呼ばれる「触覚提示技術」は、振動で”触覚”を人工的に作り出し、疑似的に再現する技術です。ソニーPCLは、多彩な振動フィードバックを実現するソニーの床型ハプティクス(触覚提示技術)「Active Slate」を使用し、映像やサウンド、人の歩行に合わせて床に搭載されたデバイスが震えることで、床が水たまりや砂浜に変わったかのように感じさせるインタラクティブ性をもった没入体験を実現しています。

■葛飾北斎について

葛飾北斎-かつしかほくさい 
1760 年-1849 年(宝暦10 年-嘉永2 年)

1760(宝暦10)年、江戸本所割下水(東京都墨田区)に生まれる。14歳の頃から浮世絵版画の彫師としての修行を積み、後に画工を志して勝川春章に入門。1779(安永8)年より錦絵を発表するが、春章没後、勝川派を離れ、狂歌絵本と摺物の作画を手がける。40 代後半、曲亭馬琴とタッグを組んだ『新編水滸画伝』『椿説弓張月』の読本挿絵で広く知られる事となる。70 代の数年間に「冨嶽三十六景」など代表的な錦絵の揃物を相次いで発表。風景錦絵という新たなトレンドを定着させる。最晩年は肉筆画の制作が中心となった。読本(よみほん)・挿絵芸術に新機軸を見出したことや、『北斎漫画』を始めとする絵手本を多数発表し絵画技術の普及や庶民教育にも大きく貢献した。

1849(嘉永2)年没。生涯3万点を超える多様なジャンルの作品を手がけ、「森羅万象尽くして描かざるはなき」と言われた。葛飾派の祖であり、その門人の数は極めて多く、200人に近いといわれる。後にその作品は広く海外でも評価され、印象派の画家たちやジャンルを超え、工芸家や音楽家にも大きな影響を与えた。1999 年には、アメリカ合衆国の雑誌である『ライフ』の企画「この1000 年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」で、日本人として唯一86 位にランクインした。